国民審査
最高裁判所の長官および裁判官の罷免するかどうかの審査ですが、結果は全員、「信任」でした。
得票を見ると、信任6200万票に対して罷免500万票程度、どの裁判官も大体こんな感じ。
今までに罷免された対象者はいないらしく、ほとんど形骸化された審査だ。
過半数以上で罷免なんで、この結果を見る限りでは今後も罷免される人はいないだろう。
この審査の仕組み自体が無駄と思わない?
これだって、新聞等に掲示して開票してと、かなりの予算を割かないと実行できない。
まったくもって無駄。
いくつかの裁判で、この判決はおかしいんじゃない?と思うことがあったけど、実際の裁判を傍聴したわけでもないので、多くの国民が、偏った見方しかできていないと思う。
裁判官は、あくまで検察や弁護側の主張や資料など客観的材料をもって判断するんだろうから、間違った判決としても、検察か弁護士の手腕にかかっているといっても良いので、判決だけで罷免票を投じるのも乱暴な気がする。
マスコミももっと国民審査の報道してほしいけど、どうせ信任だし、罷免されたところで、世の中変わりゃしない。 結果誰も見向きしない制度になってる。
せめて罷免が2000万票程度あれば、機能している気もするが・・